新米エンジニアの日々

gaiyaxと申します。私は2016年3月に理系大学院を卒業しました。そして4月からはメーカーに就職し,エンジニアとしての人生が始まります。このブログでは日々の仕事での気づきや考えたことを綴っていきます。

社会人2週目。

とある公園にて。個人的に気に入っている写真です。

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 社会人二週目が終わりました。今週は初めて月曜日から金曜日まで仕事があり,社会人の生活リズムが何となくつかめました。

 学生時代に比べて朝が早いので、夜は早く寝なければいけません。というより、寝てしまいます。従って、家に帰ってからの自由時間が意外と短いです。勉強するなら勉強する、遊ぶなら遊ぶとメリハリをつけて時間を有効活用する必要があると感じました。何をするでもなくスマホをいじる時間は減らそう...。

 

 今週は、新人研修の一環として人事室長の話や同期とのグループワーク、また,業務外ではプロレーシングドライバーの方の講演会に参加しました。

 人事室長の話とプロレーシングドライバーの方の講演会では共通した話題がでてきており、「なるほど」と思うことがあったので、ここに書き留めておきます。共通の話題とは「目標を定めることの大切さ」についてです。

 人事室長は「日々の業務では目的を明確にして、それを達成するための策を自分で考え、それに全力で取り組むことが大切だ。これができれば仕事を楽しめる」というこをおっしゃっていました。

 プロレーシングドライバーの方は「どんな壮大な物語も始まりは小さなこと。一人の男が世界の檜舞台で日の丸を掲げたい、と思ったことが物語の始まりだった」。また,「やると決めたからには死ぬまでやる」とおっしゃっていました。

 まとめると、「目標を定め、それに対して能動的に取り組むことが大切であり、楽しくもある。大きな仕事を成し遂げたいならば大きな目標を定め、それに愚直に取り組む必要がある」ということになると理解しています。

 

 同期とのグループワークでは「この会社で成し遂げたいことは?」というお題がありました。私は「学生時代に研究していたある技術を自社の商品に搭載することが目標」と答えましたが、良く考えてみると、定年までにこの目標さえ達成できればそれでいいと思えるほどの目標ではありません。しかし、現時点では人生を掛けてもよいと思えるほどの大きな目標というのは考え付きません。それは、自分にできること、やりたいこと、全力で取り組みたいと思えること、業界・商品の将来、自社の方針といった様々な情報が欠如しているからです。

 新人研修はまだまだ続きます。研修の中では「自分がやりたいことは何か?」ということを常に自問自答して、様々なことを学んでいきたいと思います。そして人生を掛けてもよいと思える大きな目標を持てるようになりたいと思います。

 

 昨日はあるアーティストのライブにいってきました。何万人という人々が熱狂していました。このライブも一人の男が「多くの人に音楽を届けたい」という目標を定めたことに始まり、音楽に対して全力で取り組んできた結果なんですよね。